犬と一緒に旅行!ペット同伴の旅行計画と知っておきたい注意点を徹底解説

現在ペット同伴OKの宿泊施設やスポットが増えてきています。大切な家族の一員であるワンちゃんと一緒に素敵な思い出を作りたい!そんな飼い主さんのために、今回はペット同伴旅行の計画方法と知っておくべき注意点をご紹介します。
目次
ペット同伴旅行のメリット

愛犬と一緒に旅行することには、たくさんのメリットがあります。まず何より、大切な家族と一緒に過ごせる喜びがあります。ペットホテルやお留守番の心配をすることなく、新しい環境でのワンちゃんの楽しい反応を見ることもできます。
また、日常とは違う場所で過ごすことは、ワンちゃんにとっても良い刺激になり、新しい匂いや景色に触れることで、好奇心が刺激され、飼い主さんとの絆も一層深まります。
ペット同伴旅行は、お互いにとってリフレッシュの機会になるだけでなく、共有体験を通じてより強い信頼関係を築くきっかけにもなります。
事前準備:旅行計画を立てる前に

愛犬の性格と健康状態を考慮する
旅行計画を立てる前に、まずはワンちゃんの性格と健康状態をしっかり考慮しましょう。車酔いしやすい子や、新しい環境に慣れるのが苦手な子、シニア犬や持病のある子は、旅行のストレスで体調を崩してしまうかもしれません。
かかりつけの獣医師に相談して、旅行に行っても大丈夫かどうか確認することをおすすめします。また、ワンちゃんが長時間の移動に耐えられるか、他のペットや人と会っても問題ないかなども考慮するようにしましょう。
必要な予防接種とケアを済ませておく
旅行前には、予防接種が最新の状態になっているか確認しましょう。特に狂犬病ワクチンは必須です。また、ノミ・ダニ対策やフィラリア予防など、季節に応じた予防対策も忘れずに確認しましょう。
万が一はぐれてしまった時のために、首輪には連絡先を記載したタグをつけておくことやマイクロチップの装着も検討することも大切です。
ペットと泊まれる宿選びのポイント

受け入れ条件を確認する
ペット可の宿泊施設といっても、受け入れ条件は様々です。事前に以下のポイントを確認しておきましょう:
- 犬種やサイズの制限(大型犬OKかどうか)
- 同伴できる頭数の制限
- 追加料金の有無とその金額
- 室内でのルール(ベッドに上がれるか、ケージ必須かなど)
- アメニティの有無(ペット用ベッド、食器、トイレシートなど)
- 館内のペットOKエリアとNG箇所
「ペット可」と書かれていても、実際には「小型犬限定」だったり「10kgまで」といった制限がある場合も多いので、必ず事前に確認するようにしましょう。
宿泊施設のタイプを選ぶ
ペット同伴で泊まれる宿にはいくつかのタイプがあります。
1. ペット専用宿 ペットのために特化した宿泊施設で、ドッグラン完備、ペットメニューあり、トリマーが常駐しているところもあります。他の宿泊客も犬連れなので、気兼ねなく過ごせるのが魅力です。
2. ペット対応の一般ホテル・旅館 一部の部屋やフロアがペット可になっている宿泊施設です。温泉地やリゾートエリアでも増えてきています。
3. コテージ・貸別荘タイプ プライベート空間を確保できるので、他の宿泊客を気にせず過ごせます。広いお庭付きの物件なら、ワンちゃんものびのび遊べます。
4. キャンプ場・グランピング施設 アウトドア好きのワンちゃんと飼い主さんには、ペット可のキャンプ場やグランピング施設もおすすめです。自然の中でリフレッシュできます。
交通手段と移動中の注意点

車での移動
車は最も自由度の高い移動手段です。以下の点に注意しましょう。
- ドライブボックスやケージ、専用シートベルトなどの安全グッズを使用する
- エアコンの温度管理に気を配る(特に夏場は車内の温度上昇に注意)
- 定期的に休憩をとり、トイレや水分補給の時間を確保する
- 車酔いしやすい子には、獣医師に相談して対策を講じる
- 窓から顔を出させない(目や耳に異物が入るリスクがあります)
公共交通機関を利用する場合
電車やバスでの移動を検討している場合は、以下を確認しましょう。
- 各交通機関のペット同伴ルール(小型犬限定、専用キャリーバッグ必須など)
- 料金(無料の場合と、人間と同じ料金がかかる場合があります)
- 混雑時間帯を避けて、ワンちゃんにもストレスの少ない時間帯を選ぶ
JRや私鉄各社は基本的に小型犬であれば専用のキャリーバッグに入れることで同伴可能ですが、バス会社によってはペット不可の場合もあるので事前に確認しましょう。
持ち物チェックリスト

ペット同伴旅行では、普段よりも多めの荷物が必要になります。以下のリストを参考に、忘れ物がないようにしましょう。
必需品
- フード(普段食べている物を多めに)
- 水とポータブル給水器
- リード(予備も含めて)
- トイレ用品(トイレシート、トイレトレー、うんち袋)
- 常備薬(持病がある場合)
- 健康手帳(予防接種証明書)
あると便利なもの
- お気に入りのおもちゃやブランケット(見慣れた物でリラックス効果)
- ケージまたはドライブボックス
- ペット用タオル(複数枚)
- 毛ブラシ
- 洋服(寒い季節や雨の日用)
- 消臭スプレー
- ウェットティッシュ(足や体を拭くため)
目的地での過ごし方

ペット同伴OKな観光スポットを調べる
旅行先では、ペット同伴OKな観光スポットを事前にリサーチしておきましょう。最近は以下のようなスポットでペット同伴可能なところが増えています。
- ドッグラン併設のカフェやレストラン
- ペット可のショッピングモール
- ドッグビーチやドッグプール
- ペットと入れる観光農園や牧場
- 一部の美術館や博物館の屋外エリア
- ペット同伴OKの遊覧船やロープウェイ
地域の観光協会のホームページやペット関連の旅行サイトで最新情報をチェックしましょう。
レストランでの食事
外食の際は、テラス席があるお店やペット同伴OKの飲食店を探しましょう。最近はペット用メニューを提供するお店も増えています。事前に予約して、ペット同伴であることを伝えておくとスムーズです。
また、万が一のために、テイクアウトできるお店も調べておくと安心です。ホテルの部屋でゆっくり食事するのもお勧め。
トラブル防止とマナー

他の旅行者への配慮
ペット同伴旅行で最も大切なのが、他の旅行者への配慮です。以下のマナーを守りましょう。
- 公共の場では必ずリードをつける
- むやみに吠えさせない(特に早朝や夜間)
- 排泄物は必ず処理する
- アレルギーの方や犬が苦手な方に配慮する
- ペット禁止エリアには立ち入らない
これらのマナーを守ることで、「ペットと一緒だと迷惑」という印象を与えず、むしろ「しつけの行き届いた素敵なワンちゃん」として好印象を残せるはずです。
緊急時の対応
旅先での万一の事態に備えて、以下の準備をしておきましょう。
- 目的地周辺の動物病院をリストアップしておく
- 24時間対応の動物病院の連絡先を控えておく
- ペット保険に加入している場合は、保険証や連絡先を持参する
- 普段の様子と異なる点があれば、早めに獣医師に相談する
季節別の注意点

夏の旅行
暑い季節は熱中症に特に注意が必要です。以下の点に気をつけましょう。
- 散歩やアクティビティは朝夕の涼しい時間帯に
- こまめな水分補給
- 暑さ対策グッズ(冷却マット、保冷剤など)の活用
- アスファルトや砂浜の地面の温度確認(肉球やけどの防止)
- 室内の温度管理(エアコンの設定温度は28度以下に)
冬の旅行
寒い季節は体温管理に気を配りましょう。
- 小型犬や短毛種には洋服を着せる
- 雪道では肉球保護のためのブーツを検討
- 凍結防止剤が散布された道では、歩行後に足を拭く
- 室内の暖房設定に注意(乾燥しすぎない工夫を)
まとめ:充実した旅行のために
ペットと一緒の旅行は、事前準備と配慮が大切です。でも、それさえしっかりすれば、かけがえのない思い出になること間違いなしです!ワンちゃんとの旅行は、日常では見られない新しい一面を発見する機会にもなります。
最初は近場の日帰り旅行から始めて、ワンちゃんの様子を見ながら徐々に遠出や宿泊にチャレンジするのがおすすめです。ワンちゃんにとっても飼い主さんにとっても、ストレスの少ない楽しい旅にしましょう。
犬のことなら
犬のことなら | 犬との食事・宿泊施設のスポットをまとめ、その他犬関連情報を網羅しているまとめサイト
犬との食事・宿泊施設のスポットをまとめ、その他犬関連情報を網羅しているまとめサイト