陶芸と歴史、モダンカフェを結ぶ旅【No.86】

名古屋の多彩な魅力を巡る、カルチャーと美食を楽しむ日帰りデートプランです。陶磁器の伝統を今に伝えるノリタケの森から始まり、動物モチーフの可愛いクレープランチ、日本の産業史を学べる博物館、大正ロマン漂う歴史的洋館、そしておしゃれなカフェレストランでの締めくくりまで、五感で楽しむ充実の内容となっています。
世界的な陶磁器ブランド「ノリタケ」の旧工場跡地を利用した緑豊かな複合施設です。赤レンガの煙突や歴史的建造物が今も残る敷地内には、ノリタケの歴史を辿るミュージアムや、実際の製造工程を見学できるクラフトセンターが。特に人気なのは陶芸体験コーナーで、二人でペアのマグカップやお皿を作れば素敵な思い出に。広々とした庭園では季節の花々も楽しめ、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しの空間になっています。
SNSで話題の「アニマルクレープ」が人気のカフェレストランです。ハリネズミやアルパカなど、動物をモチーフにした見た目も可愛らしいクレープは、味も本格的と評判。特におすすめの「森のアルパカさん」は、ふわふわのクリームで表現された動物の表情が絶妙で思わず写真を撮りたくなります。店内には200種類以上のボードゲームも置かれており、食後にゲームで盛り上がるのもこのお店ならでは。カジュアルながらも特別感のあるランチタイムを過ごせます。
トヨタグループの発祥となった織機工場を保存・活用した産業博物館です。繊維機械館では実際に動く織機を見ることができ、自動車館では初期のエンジンから最新技術まで、自動車の進化の歴史を学べます。展示は単なる展示物ではなく、ほとんどが実際に動くため、産業技術の息吹を肌で感じられるのが特徴。特に自動車館のエンジン組み立て体験は、二人で協力して取り組む楽しいアクティビティに。知的好奇心を刺激する展示の数々は、会話のきっかけにもなります。
明治時代に活躍した女優・川上貞奴の邸宅として建てられた洋館は、大正ロマンを感じさせる貴重な建築物です。和洋折衷の建築様式が特徴で、当時の上流階級の生活様式を今に伝えています。館内には貞奴の生涯や当時の文化に関する展示があり、大正時代にタイムスリップしたような感覚を味わえます。美しく手入れされた庭園も見どころのひとつで、四季折々の植物が彩りを添えています。歴史的な空間で、静かなひとときを過ごせる穴場スポットです。
名古屋市東区上竪杉町に佇む「アンティキ」は、築140年の明治時代の古民家を改装した風情あるイタリアンレストランです。店内はアンティークな調度品が飾られ、落ち着いた雰囲気が魅力。
シェフ独自の感性が光る料理は、日本の旬の食材をふんだんに取り入れ、契約農家から届く無農薬野菜や厳選された和牛、魚介を使用しています。四季折々の素材を活かしたメニューが特徴で、訪れるたびに新しい味覚を楽しむことができます。
※上記はあくまで目安です。具体的な費用は利用するサービスや施設によって異なる場合があります。また、季節や特別なイベントなどによっても料金が変動することがありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
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